がん予防と栄養素


 現在がんは2人に1人は何らかのガンにかかると言われ、日本人の死因第1位でもあり、その割合も年々増加しています。

 皆さんは、大丈夫ですか。私は健康に若干難があるので心配しています。

 表1によれば、40歳頃からガンが死亡の第1位を占めるようになっています。

厚生労働省の平成27年の人口動態統計によると、男性では1位肺ガン、2位胃ガン、次いで肝臓ガン、大腸ガンになっており、女性では1位大腸ガン、2位胃ガン、次いで肺ガン、膵臓ガンとなっています。

 私たちの体は60兆個もの細胞からできており、体内には細胞を修復、回復する働きがあります。しかし、免疫力が低下するとガン細胞を死滅させることができなくなり、細胞に過度なダメージが加わることで、遺伝子が傷つき、ガン化した細胞が増え、塊となって周囲に広がっていきます。

 ガン細胞ができるきっかけは、大気汚染、紫外線、ウイルス、喫煙、食事など複数にわたりますが、喫煙、食事、ストレス、運動などに気を付けることにより、がんを予防することができます。

ガンは日常の食生活と深い関係を持ち、要因の3分の1(約30%)は食べ物に関係しているといわれており、栄養バランスに優れた食生活を基本とし、発がん性物質を避け、細胞の酸化を防いで免疫力を高める抗酸化成分を積極的に取ることが大切と言われています。特に細胞の酸化を予防するSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)という体内の活性酸素除去酵素は40歳をピークに減少すると言われ、年齢に応じて高い抗酸化力を持つ栄養素を取ることが大切で、ビタミンA、ビタミンC、フィトケミカル、食物繊維を十分に取る食生活が大切と言われています。

勿論、食生活に気を付けたとしても、ガン要因の30%程度の改善しか見込めませんが、しかし積極的にビタミンA、ビタミンC、フィトケミカル、食物繊維を摂り、ガンの罹患率を下げたいものです。

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以下、ビタミンA、ビタミンC、フィトケミカル、食物繊維の効果とそれを含む食品をご紹介します。

1 ビタミンA、カロテン

 1)効果

皮膚や粘膜を健康に保ち、眼に栄養を与える栄養素。ビタミンAは動物のみに存在しますが、カロテンは動・植物中に存在し、カロテンの中でもβ―カロテンが一番強くビタミンAの作用を持ちます。カロテンは抗酸化力が強く、発がん抑制作用を持っており、カロテンは脂溶性のため、油を使った料理法にすると吸収率が高まります。

2)ビタミンAを多く含む食品

肝油、バター、牛乳、チーズ、卵黄、緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、さつまいも、春菊、ほうれん草、チンゲン菜、にらなど)、果物(プルーン、びわ、あんずなど)、魚介類(ウナギ、アナゴ、イワシなど)など

2 ビタミンC

 1)効果

抗酸化性を示す水溶性のビタミンで、血管・皮膚・粘膜・骨を強くし、白血球の働きを強化します。抗がん作用、抗ウイルス作用に優れた栄養素ですが、加熱に弱く水溶性なので、加熱は短時間にし、汁ごと摂取するなど、気をつけることが必要です。

2)ビタミンCを多く含む食品

野菜(ブロッコリー、水菜、さつまいも、菜の花、赤ピーマン、パセリ、冬場のほうれん草など)、果物(いちご、みかん、柿、キウイフルーツなど)、ゆず、せん茶、など

3 ビタミンE

 1)効果

年を取ると、体内の脂肪は酸化され、老化を進行させる過酸化脂質が多くなります。ビタミンEは過酸化脂質が多くなるのを防ぎ、ビタミンAやカロテンの酸化を防ぐ働きを持つので、一緒に取るとより効果が高まると言われています。

2)ビタミンEを多く含む食品

緑黄色野菜、種実類(アーモンド、落花生など)、豆類、ウナギなど

4 フィトケミカル

 1)効果

フィトケミカルは植物の持つ化学成分のことで、体の免疫機能を調整して多くの病気を予防すると言われています。野菜や果物などの植物性食品の「色」「香り」「苦み」「辛み」などの成分に含まれており、その種類は1万数千種類といわれています。

2)フィトケミカルを多く含む食品

スイカやトマトの赤色成分であるリコピン、大豆のイソフラボン、にんにくのアリシン、緑黄食野菜のβーカロチン、赤ワインのポリフェノール、お茶のカテキンやタンニンなどに含まれます。

5 食物繊維

 1)効果

 食物繊維は「第6の栄養素」とも呼ばれ、腸の活動を刺激して便通を整え、有害物質を排泄し、コレステロールや糖質の吸収を遅らせるなどの働きを持ち、大腸がん予防に大切な成分となっています。  

野菜・海藻・きのこ類を毎食取るのがコツと言われています。

2)食物繊維を多く含む食品

水溶性の食物繊維:海藻(ワカメ、昆布、ヒジキ、モズクなど)、こんにゃく、マメ科の植物、きのこ、果物など

不溶性の食物繊維:野菜、豆類、きのこ類、エビやカニの表皮など

 以上、雑多にガン予防に効果的な栄養素と、その栄養素を多く含む食品を紹介してきました。

 40歳を過ぎてから、ガンのサイレンが鳴り響くような気がします。

 大気汚染、紫外線、ウイルス、喫煙などに注意を払いつつ、ビタミンA、C、E、フィトケミカル、食物繊維に留意しながら、ガンに負けないようにしたいものです。

 皆さんのご健康をお祈りしています。

図1 ガン予防に効果がある食品群
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