皆さん、お元気ですか。日々の生活を満喫されていますか。私は軽いのですが“花粉症”、そして“結石”持ち、ついでに“ぎっくり腰”にかかりやすいという持病を持っていますので、元気というほどでもないのですが、食べものについては目を光らせています。
私に花粉症があることは、アレルギー症状があることの証拠になりますので、一応できるだけ化学合成物質がない食材を選んでいます。
ということで、少し食品、食材についてはうるさいのですが、香りが食品の美味しさの80%方を決定していると聞き、驚いています。
香りには2種類あり、食べ物を口の中に入れる前に鼻で感じる香りを「鼻先香(オルソネーザルアロマ)」、食べ物を口の中に入れたあとに感じる香りは「口中香(レトロネーザルアロマ)」と言われていますが、大多数の人は、香り成分が鼻先から嗅上皮に到達して感じる「鼻先香」だけを「香り」と言っているようです。
そのために、食べ物を口の中に入れたあとに感じる香り(口中香)と味を、まとめて「味」と表現しています。実際には、食べ物を口に入れたあとにも、香りを感じているのですが、口の中に入った食べ物から出る香りの成分は、私たちの呼気によって、口腔内から鼻腔の嗅上皮へと送られ、食べ物の香りとして感じられ、この香りが「口中香(レトロネーザルアロマ)」と呼ばれています。
「鼻先香」と「口中香」には色々な働きがあり、「鼻先香」の場合には、食べ物を口にする前に、私達に食べ物の存在や、食べ物の種類を教えてくれます。また、食べ物が自分にとって良いものか、そうでないかの判断もします。食べ物の好き嫌いは鼻先香で決まりますが、鼻先香は、腐った食べ物は嫌な臭いがすることから、「食べると危険である」ことを私たちに知らせており、私たちの体を守る働きもしています。
ちょっとまとめてみますと、
- 鼻先香(オルソネーザルアロマ)の場合
〇 食べ物の種類を教えてくれる
〇 危険を教えてくれる
- 口中香(レトロネーザルアロマ)の場合
〇 食べ物の種類を教えてくれる
〇 美味しさの程度を教えてくれる
などが挙げられると思います。
こうしてみると、「香り」は実に多くのことを私たちに知らせていることが分かります。
一説には、香りは美味しさの“八割”を占めるとも言われ、香りが食品の重要な要素であることが分かりますが、美味しさは食物に付随しているものだという先入観から、なかなか香りをメインターゲットにした食品は現れなかったのですが、香りをメインにした食品が出ていました。
その名は、「アロマドレッシング」。大阪で求めたのですが、製造会社は「NSW(株)」で、下記店舗で販売しているようです。
〇 いずみピクルス:大阪府泉佐野市鶴原
〇 イズミピクルス:大阪府大阪市北区梅田
〇 いずみピクルスなんばパークス店:大阪府大阪市浪速区難波中
Webカタログで申し訳ありませんが、その一端をご紹介したいと思います。
ドレッシングに、「ラベンダー、ブルーベリー、ローズ、ハイビスカス、イチゴ、ローズマリー、ミント、リンゴ、バジル、ライム、ゆず、山椒、白みそ、レモン、パプリカ」などの野菜と果物とハーブの香りをブレンドした、新しい次元のハーモニーの食材が生み出されています。
そこでは、「幸せ・愛・休息・癒し・ぬくもり・積極性」などの“ドレッシングテーマ”が選ばれ、ドレッシングの香りに応じて、「気品ある安らぎ、エレガンス、清涼感、軽やかさ、温かみ、爽快さ」が個々のドレッシングに持たせられ、ドレッシングの繋がりが作り上げられています。
各種特徴のあるドレッシングの組み合わせで、自分に適したドレッシングに巡り合えるものと思います。
精神科医の片山徹也氏から、お薦めポイントが挙げられています。
例えば、ラベンダー、ブルーベリー、水ナスの組み合わせでは、ラベンダーには心の中核を支える働きがあり、心を落ち着かせてくれる香りが美味しいと言われています。
それらを参考にブレンドされると、きっと素晴らしいあなただけに合うドレッシングができるものと思います。
因みに、私個人的にはラベンダーとレモンがよかったような気がしますが、皆さんは如何でしょうか。
食の世界に、いよいよ香りが入ってきました。科学技術とともに、食品もいよいよ新時代を迎えようとしています。